一緒に星空ポートレート撮影を始めませんか?
こんにちは!琴春です。
天体観測を始めて10年以上。社会人天文サークルを運営して早4年が過ぎました。
そんな私がたどり着いた星空の楽しみ方、それが星空ポートレートです。
技術・環境・タイミング。全てが揃わないと撮ることさえできない天体撮影。
人の魅力を引き出す才能と圧倒的センスが必要なポートレート撮影。
その2つを掛け合わせた、非常に難しく大変で運まで必要な撮影ジャンルが「星空ポートレート」です。
人類総カメラマンの時代にありながらも極々限られた人しか辿り着けない境地へ。
そんな底のない沼へ!私、琴春と一緒に飛び込んでくれる人を求めて!
ここ「ほしと.」に星空ポートレートが撮れるようになるまでの軌跡を残していきたいと思います。
星空ポートレートってなに??
あらためて「星空ポートレート」っていうのは
星空 × 人
が一緒に写った撮影ジャンルのこと。
このサイト「ほしと.」もHoshiとHitoを合わせてHoshito。
そのまんま星空ポートレートを表しています。
ただ5分で決めたのはちょっと安直だったかなと。。
これは私が初めて「星空ポートレート」を意識して撮った写真です。
技術云々はともかく、こんな感じで広く星空を映しながらも人にもスポットを当てる。
星空(背景)も人も魅力的に
それが星空ポートレートの基本であり最大の醍醐味でもあるのだと思います。
星空ポートレートの何が楽しいの?
第一回目なので技術的なことは置いておいて、まずは星空ポートレートの魅力だけ語っておこうと思います。
というのもね。
良くも悪くも「星空ポートレート」って世界的に見ても撮っている人がものすごーく少ないんですよ。
海外でオシャレに撮っている人のテクニックをパク...勉強しようと思ってもなかなか出てこないくらいにはマイナーなんです。
だから一緒に撮ってくれる仲間がなかなか見つからない!!
教えてもらってピピっと上手くなりたいのに...!!
やっぱり趣味は語り合える仲間がいてこそ楽しいと思うし、、。
でもね、逆にチャンスでもあると思うんですよね。
最近ではスマホでも星空がいい感じに撮れるようになり始めたんです。
おっきな一眼レフカメラでしか撮れなかった星空が、もうすぐ誰のスマホでも撮れるようになる時代がきます。
単純に星を撮れる人口自体が100倍1000倍に爆発するんです。
そりゃあいい感じに星空と写りたいって思う人たちも増えますよね。
そこで星空ポートレートを撮れるようになった私が颯爽と登場しちゃうわけです。
「いいね!」ボタンめっちゃ押してもらえますよ、きっと。
颯爽と登場 pic.twitter.com/ehuaI6pz1s
— ことはる(星空ポートレート&星空ムービー) (@kotoharu_net) April 28, 2021
難しいからこそ価値がある「星空ポートレート」の世界
星空ポートレートはそもそも撮影ジャンルとしての認知が少ないので、撮る人も撮られる人も希少価値があります。
そんな珍しい星空ポートレート撮影を始めるには大きな壁が3つあります。
1つ目は天気の壁。
雨も曇りもダメ。しかも冬場は寒すぎる。
さらにいうと月の大きさで星の映る量も全く変わってきます。
2つ目は場所の壁。
東京や大阪からだと星が綺麗に見える場所まで車で2時間くらい走る必要があります。
まずは移動手段の確保から必要なんですよね。
3つ目は人の壁。
上の2つを満たしたうえで、さらに撮る人と撮られる人の予定が合う必要があります。
ふらっと撮りに行ける天体写真と違いポートレート撮影はモデルさんがいてこそ成り立ちます。
さらにいうと予算の壁や技術の壁があったりしますが、そこは時間をかければ補っていけるのでセーフ?です。
星空ポートレートの魅力を伝えたいのですが逆にネガティブキャンペーンを行っているような気がしてきました。。
ちょっと聞いただけでも面倒くさっ!!ってなりますよね。
まぁでもだからこそたった1枚撮れた時の達成感や充実感がスゴイんです。
時間と場所、そして相手。まさに今ここで自分にしか切り取ることのできない世界があるんです。
簡単な趣味や誰がやっても変わり映えしない趣味も楽しいと思います。
ただ、条件が厳しければ厳しいほど誰にもマネできない自分だけの作品が生まれるんです。
ぜひ!飽きることのない「星空ポートレート」という世界の奥深さを一緒に楽しんでもらえたらと思います。
まとめ 星空ポートレートは大変だから楽しい
キャンプとかもそうですよね。
あえて大変なことをやるから楽しいんです。
綺麗に星が見える大自然のなかという非日常感。
自分の作品を作るという創作意欲を満たしてくれるカメラ。
明らかな「特別な1枚」が撮れた時の達成感。
騙されたと思ってまずは試しに星空を見に行くところから始めて見て下さい。
そしたらきっと、、
9割の方は騙されたと思うと思います。
でも、残りの1割の方は生涯の趣味を見つけることになるんじゃないかなと思います。
次回から私の失敗談やポイントを織り交ぜながら具体的な「星空ポートレート撮影」の方法について語っていきたいと思います。
ぜひ!いつの日か一緒に星を撮りに行きましょう。