星空ポートレートを撮るまでの軌跡【①きっかけとカメラ】

 

星空ポートレートを撮るためにはいろんな段階があるんですよね。

これから星空ポートレートを始めようと思っている方に向けて、初心者だった私がどんなところで躓いてきたのか書き残しておこうと思います。

同じところで失敗しないよう参考になればいいなと、、たとえ失敗しても「あーわかるわー」って共感してもらえたら嬉しいです。

必要な機材や撮影方法など体験談を交えて書いていきます。

 

というわけで、まずは簡単に自己紹介を。

目次

自己紹介 私がカメラを始めたきっかけ

 

こんにちは!琴春です。

私のカメラの始まりは大学時代の天文部。

当時は星景写真や星空ポートレートも撮ってはいましたが、どちらかといえば星雲や星団など深宇宙の撮影が好きでした。

こんなやつですね。

 

 

でも天体写真は就職を機にいったん終了します。

社会人1年目には結婚、家の購入、娘が誕生。

2年目には2人目の娘が生まれ私生活を満喫。

そして数年後、娘が幼稚園に行き始めちょっと時間ができたんですよね。

 

久しぶりに星でも見に行こうかなー、、って。

勢いで大学の同期と一緒に関西の天文サークル星宿を設立。

数年間で優に100人以上の人たちと星空を楽しんできました。

 

 

このころはまだカメラ熱もなく、皆カメラ上手だなー私は天体望遠鏡でも触りつつタイムラプスでも撮っておこうかなーって感じです。

 

 

そんなのんびりふわふわな幸せタイムをぶった切ってくれたのが新型コロナウイルス。

 

「集まっちゃイケません。」

 

え?

 

「活動しちゃイケません。」

 

鬼かよ。と。

 

うちの妻も年々強くなってきたとはいえ趣味には理解を示してくれていたのに。年々強くなっているとはいえ。

 

思いがけずまた余暇が出来てしまいました。

新型コロナウイルスで活動できなくなって半年。

私がカメラに本腰を入れることになった戦犯がやってきます。

 

Sony α7sⅲ 発売

超高感度カメラ。

星空が動画で撮れちゃうっていう凄いヤツです。

 

天文サークルの楽しい雰囲気を伝えるのって難しいんですよ。

動画とか撮ってもまっ暗だから。

今まで残してこれたのは写真と文字のみ。

 

このα7sⅲがあれば、この魅力的な仲間たちの雄姿を残せるんじゃないか、、!!

今、活動自粛中のうちにカメラの腕を鍛えておけばもっと面白くなりそう!!

 

そうして新型コロナウイルスで鬱屈していた私はカメラの沼に飛び込んだのでした。

盛大な散財とともに。

 

 

自己紹介終わり!

 

カメラはSony α7sⅲ

 

もともとカメラは星空ポートレートを本格的に始める前から触ってはいたんですよね。

大学生時代からずっとNikon D5000シリーズを使っていました。

そしてSonyのα7sⅲの発売をきっかけに撮影に本腰をいれるようになったわけです。

 

 

もしカメラをまだ持っていない場合は以下の記事を参考にしてみてください。

Nikon D5000シリーズについて熱く語った記事はこちら。

α7sⅲについて熱く語った記事はこちら。

 

画素数を下げてまで夜間に強い高感度性能を持ったα7sⅲ。

これを使いこなしカッコいい星空動画と星空ポートレートを撮るため、まずはいろいろと機材を揃え始めました。

 

正直コスパを考えると半額で買えるα7ⅲでも十分だったのではないかとたまに心によぎることもありますが考えないようにしています。

...みなさんはよーく考えてから購入してください。

 

星空ポートレートを撮るなら明るい広角レンズを

 

α7sⅲには安いカメラのようにレンズキットは付いていませんので別途レンズを購入する必要があります。

星空ポートレートなど、夜間撮影に必要なのはF値の小さいレンズ。

レンズのF値が低ければ低いほど短時間で多くの光を取り込むことができます。

そしてレンズのF値が低ければ低いほどレンズの価格も高い、、。

 

新型コロナウイルスを機に散財の波に乗った私は颯爽とAmazonでポチっていきます。

24mmF1.4のSonyの純正レンズを購入しました。

 

ちなみに24mmというのは画角のことで、イメージでいうとスマホで一番広い範囲を撮れる設定が24mm前後くらいであることが多いです。

 

https://life-with-photo.com/さんより

 

α7sⅲ発売の半年後には超広角の14mmF1.8がSonyより発売され今はそれを主に使っています。

星空ポートレート撮影では広ーい星空の真ん中にモデルというのが定番です。

 

広大な宇宙とたった1人のわたし。みたいな。

背景をボカして人だけが目立つように撮る普通のポートレート撮影とはちょっと違うんですよね。

背景が広大であればあるほど対比として人が目立つというのが星空ポートレート撮影です。

 

星空ポートレートを始める場合はたびたびお財布の紐と戦うことになりますが、紐の結び目が固い場合はF2.8くらいのレンズでスタートしても全然OKです。

 

 

今後は星空ポートレート撮影までの体験談やアドバイスを

 

とりあえず星空ポートレートを始めるきっかけと選んだカメラ、レンズについて書いてみました。

 

今後は

買い揃えた機材の話編

実際に撮影に行ってみた編

へと続く予定です。

 

機材を買ってみての使用感や、これくらいで十分使えるなぁといった感想などの実体験でのレビューを含めて星空ポートレートの失敗談や成功体験を書いていけたらいいなと思っています。

次回はまた機材の話「三脚とストロボ・ソフトボックス」について。

 

https://hoshito.net/1141/

 

少しでも参考になれば幸いです。では!

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