まずはカメラの選び方!見るべきポイントとは【星空ポートレート】

 

こんにちは!琴春です。

今回は購入を考える上での基礎知識や拘るべきポイントご紹介していきます!

 

初心者向け星空も撮れるおすすめの最安カメラ紹介はこちら

 

 

ちなみにカメラ歴10年以上の私が今使っているカメラはこれ。

Sony α7sⅲ

 

夜間撮影に強い超高感度を売りにしたミラーレス一眼です。

Sony α7sⅲの詳細が知りたい方はこちら

 

 

この記事ではカメラを選ぶうえで知っておきべき「フルサイズ」と「APS-C」の違いと、カメラとレンズの互換性の話をしていきます。

トータルで予算を抑えたい初心者の方は読んでみてください。

 

この記事はあくまで私の主観で話していきますので、こんな風に思っている人もいるんだなーって参考程度に読んでもらえたら幸いです。

 

 

目次

まずは定義「星空ポートレート」に最適なカメラ

カメラを選ぶ上で大事ことが2つあります。

 

それは何を撮りたいのか。と、

どう撮りたいのか。です。

 

人か物か、マクロか風景か。

柔らかく撮りたいのか、ビビットに撮りたいのか。

 

特に「どう撮りたいのか」は正解は人によって違います。

 

なのでこの記事では

 

「人と星空」が撮れること

 

ここだけに焦点を当てて最適なカメラの選び方を紹介していきます。

それ以外に撮りたいものがあったり、どんな感じで撮りたいっていう好みがあれば選択肢は全然変わってきます。

 

最終的には自分が気に入ったものを。これが一番大切なのでゆっくり自分と話し合って決めてくださいね。

もし決めきれないときにはほしと.のコミュニティで相談していただけたら喜んで応えます。

 

 

 

基礎知識!星も撮れるカメラを選ぶポイント「撮像素子」

 

どんなカメラでも人(ポートレート)を撮ることはできますが、星空は違います。

星空を撮るには高感度=光を取り込む能力の高い一眼レフカメラ(ミラーレス一眼)がおすすめです。

 

そして高感度を求めるほどカメラの値段はもりもり上がります。

 

具体的に言うとフルサイズ」の一眼レフカメラ(ミラーレス一眼)が一番の選択肢に上がります。

「フルサイズ」とは撮像素子のことで簡単に言うと光を受け取るセンサーのサイズのことです。

一番大きなサイズが「フルサイズ」

その次のサイズが「APS-C」です。

 

 

センサーが大きいほど光を取り込む能力が上がる=高感度になります。

星空ポートレートを撮る上では「フルサイズ」次点で「APS-C」を選ぶことになります。

 

星空ポートレート用のカメラを購入する上で考える順番はこちら

フルサイズ>フルサイズ(型落ち)>APS-C>APS-C(型落ち)>その他

 

一概には言えませんが最新のAPS-C機よりフルサイズの型落ちの方がおすすめ

だって最初からフルサイズ用のレンズを買い揃えていけたら将来買い替える必要ないんだもの。

 

型落ち品は5年落ちくらいまでで探したらカメラの寿命的にも余裕があると思います。

まずは上の順番で手の届きそうな価格帯を調べてみてもらえたらと思います。

 

フルサイズ(新品)の価格帯(Amazon)
フルサイズ(中古)の価格帯(Amazon)
APS-C(新品)の価格帯(Amazon)
APS-C(中古)の価格帯(Amazon)

 

マウントサイズとフルサイズ⇔APS-Cの互換性

 

CANON、Nikon、SONY、ペンタックス、富士フイルム等々

カメラメーカーはたくさんあります。

そしてメーカーのカメラごとに合ったマウントサイズのレンズがあります。

 

同じメーカー同士のカメラだと互換性があることも多いですがそうでない場合もあります。

具体的には、カメラのマウントが同じもの同士であればレンズを付け替えることができます。

 

キヤノンEFマウント
キヤノンRFマウント
キヤノンEF-Mマウント
ニコンFマウント
ニコンZマウント
ニコン1マウント
ソニーEマウント
ソニーAマウント
ペンタックスKマウント
ペンタックスQマウント...

 

もちろんマウント変換アダプターもありますが使わないに越したことはありません。

 

そしてもう1つ!

上で話したセンサーサイズ「フルサイズ」のカメラと「APS-C」のカメラではレンズの互換性が異なります。

 

同じ焦点距離のレンズであってもAPS-C用のレンズをフルサイズカメラにつけると約1.6倍(Niconは1.5倍)にズームされます。

ズームで撮影したい場合にはメリットですが、星空ポートレートのように広角で撮りたい場合はデメリットになります。

 

 

将来の展望を考えておくと安く済む!おすすめの購入スタイル3つ

 

単純に同じメーカー同士でのカメラ買い替えであればそのままレンズの流用がしやすいんです。

さらにいうと最初からフルサイズカメラを買えたら理想的ではあります。

...とはいえいきなり高いカメラに手を出すのは怖いですよね。

 

なので購入を考える上でのおすすめは3つ。

 

カメラを触ったことがない場合は互換性やメーカーを気にせず、中古のAPS-Cカメラを選んじゃうのがいいと思います。いわゆる練習用ですね。飽きても損失は最小限です。

 

特に将来ステップアップを考えていない場合は、長く付き合っていけるように気に入ったカメラを新品で買っておくといいと思います。カメラを変えないのでレンズの互換性を考える必要自体がありません。

 

より良い写真やクオリティを追い求めていきたい場合最初からフルサイズを選ぶと将来的に安く済みます。その場合は将来にわたって付き合うメーカーをじっくり考えましょう。

 

カメラメーカーもそれぞれ個性がありますので、次にカメラメーカー毎の特徴を簡単に紹介していきます。

 

 

どのメーカーがいい?各メーカーの特徴について

 

カメラを探す前にまずメーカーの特徴を押さえておくとより満足のいくカメラを選ぶことができます。

基本的にここで紹介するメーカーは初心者からプロ用まで幅広くラインナップを揃えているところばかりなので、どのメーカーを選んでも大きな失敗をすることはありません。

 

ちなみに星空ポートレートに向いたカメラは「一眼レフカメラ」と「ミラーレス一眼」です。

2018年ごろまでは一眼レフカメラが主流でしたが、今は各社がミラーレス一眼に注力しています。

今はもう性能的にはどちらも変わりがなく、ミラーレスカメラの方が一回りコンパクトです。

 

今のところ中古市場は一眼レフカメラの選択肢が多いうえ質の高いものが比較的安く手に入りやすいのが特徴です。

 

Canon 圧倒的カメラのシェアNo.1!鮮やかな発色が特徴

 

一眼レフカメラ、ミラーレス一眼ともにシェアNo.1です。

一眼レフカメラなら無条件でCanonを選んでおいて失敗はないといっても過言ではありません。

特徴は他のメーカーよりも色鮮やかな色彩で写ること。

 

実際に星空を撮りにいった際にCanonで撮った星空の方が他メーカーより星が目立って写っていたのを覚えています。

性能以上に綺麗に魅せることにおいて得意なのがCanonです。

Nikon 度々"神機"を輩出するCanonに並ぶ一眼レフカメラメーカー

 

一眼レフカメラ市場ではCanonとNikonでシェア9割以上です。

この価格帯ならこれしかない!っていう"神機"を度々生み出すのがNikonです。

私も10年以上Nikonをメインとして使っていました。

 

予算や用途が上手くはまれば、圧倒的コストパフォーマンスで優秀なカメラを使うことができます。

色合いはナチュラルで自然な雰囲気を表現してくれます。

色の出し方完全に好み次第なので実際に見てみてもらうのが一番です。

Sony ミラーレス一眼の最先端!今最も勢いのある技巧派

 

昔は高性能=一眼レフカメラだったのですが2020年を過ぎた今、ミラーレス一眼はコンパクトであるにも関わらず一眼レフカメラ以上の性能を持つことも出来るようになりました。

もともとミラーレス一眼が主力だったSonyはもの凄い勢いでシェアを拡大しています。

 

ただし価格は同機能帯で見ると一眼レフカメラより若干高い印象です。

ただその分コンパクトで持ち歩きやすいのが悩ましいところ。

色合いは見た景色そのまんまを忠実に再現することを目指しているように感じます。

ペンタックスやオリンパス、シグマなどの選択肢も

 

もちろんほかにも選択肢はありますがオリンパスはカメラ事業を撤退、他のメーカーはシェアが数%程度なのでここでは割愛します。

紹介していないメーカーでも魅力的なカメラがあったりもするのですが、それはまた別の機会にご紹介できたらと思います。

 

ここで紹介したカメラメーカーは使っている人が多いので何か困ったときには検索したら解決できることが多いんですよね。

結局のところ初心者にとっては使い方などネット上の情報量が多いことが何より一番大事だったりします。

 

あれです。

ある程度選択肢が絞れたらYouTubeで調べたら使っている動画が見れますので。笑

もちろん「ほしと.」で相談していただけたら生きた意見を聞くこともできますよ。

 

私が使ったNikon D5000シリーズ、Sony α7sⅲ

最後に私が使ったことのあるカメラをちらっと紹介しておきます。

 

私が初めて使った一眼レフカメラはNikon D5000シリーズ!

Nikon D5000シリーズは何より初心者に優しいんです。使いやすいんですよね!

今でもサブ機として使っているD5300はバリアングルモニター、タイムラプス、Wifi通信など購入当時では珍しいほど機能が盛り込まれていたんです。


「D5300」と入力したら検索候補に「D5300 神機」と出ていたくらいです。

 

1枚撮りのサンプルをいくつか見てもらうのが早いですよね。
すべて標準のレンズで撮った撮って出し(=未加工)です。

 

十分だと思いませんか??この頃は遊んでいただけなので全て純粋なスナップ写真として撮影したものです。

 

今はもっぱらタイムラプス動画用としてD53002台を回しています。

出来る限りコストを抑えて始めたい方にはD5000シリーズは自信を持っておすすめできます。

 

 

そして今使っているのがSony α7sⅲです。

 

高感度性能に全振りするという相当攻めたコンセプトのミラーレス一眼です。

星空を撮る人なら一回は欲しい!と思うのではないでしょうか。

2020年末に発売以降あっという間にYouTubeの星空界隈ではこのカメラを使っている人だらけになりました。

私がこのカメラを選んだ理由は1つ。

このカメラでしかできない事があるから。

 

それが...「星空動画」です。

 

 

星空動画については今回のコンセプトとは違うので、このカメラのレビューと合わせて別の記事で紹介していきますね。

 

 

というわけで今回はちょっと長くなりましたのでこのあたりで!

読んでいただきありがとうございます!

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